「どこが好きかわからないけど好き」という感情は、片思いから始まる恋愛においてよく見られる謎めいた心境です。
あなたは自分の感情を説明できないまま、ただ淡い好きという気持ちに揺れているかもしれません。
恋の対象が彼女であれ、誰か特定の人であれ、その理由を口にすることが難しいと感じることは珍しくありません。
この記事では、なんで好きかわからないけど好きという感情の背後にある心理や、なんで好きなのかわからないというスピリチュアルな側面、さらにはどこが好きなのか聞かれたときの反応などについて掘り下げていきます。
この複雑な感情の理解を深めることで、自分自身の恋愛感情をより明確に捉える手助けとなることでしょう。
- 「どこが好きかわからないけど好き」という感情が深層心理に基づいていること
- 恋愛感情の形成における無意識の働きについて
- 長続きする恋愛に必要な条件や理由を超えた愛情について
- 恋愛感情と脳科学の関連性について
好きという感情はそもそもなんなのか?恋愛は脳の勘違い?
なぜ恋をするのか?
太古の昔から脈々と受け継がれている子孫残すということ。人間は子孫を残すために新しい生命を誕生させてきました。
男と女が恋に落ちなければ成り立ちません。だから、人間には男性と女性が自然にひかれあう「恋」という仕組みが備わっているのだといえます。
人間の数だけ好みが分かれてきます。
しかしながら男女であればどんな組み合わせでもうまくいくかということではないそうです。好みが出てきます。
美しい顔、体に反応するのは人間の自然の摂理。
面白い実験があります。
アメリカは実験好きなお国ですが、これも大胆な実験でした。
アメリカのある大学での実験で、男性がシャワー上がりにTシャツを着て寝ます。翌日、そのTシャツのにおいを数人の女性に嗅いでもらい、
どれがいちばん「異性としてセクシーな香り」がするかたずねたところ、女性たちは自分の親兄弟とは異なる免疫システムを
持ち、なおかつ自分と適合性のある免疫システムを持つ男性のTシャツをそれぞれ選んだ。という実験結果が出ました!
この実験結果からわかるように、一人の異性に集中しないように世の中はうまくできているのですね。
みんなタイプが違うのです!
脳科学では、恋愛とは脳の勘違いが起こす現象と言われています。
分かっている範囲でいえば、異性の相手を好きになった時は、ドーパミンが出ているそうです。
恋愛感情を持つと、脳内でドーパミンが放出されるそうです。しかも大量にね。脳内麻薬とも呼ばれています。
これは男女どちらにもに出る物質だそうで、一度出してしまうと、またドーパミンを出そう、出したい♡と思うようになるのです。
どうしてかと言えば、とってもとっても気持ちが良いからです。またデートしたい、連絡したい、そう思うのは、
このドーパミンが出ているからなのです。
恋は盲目とよく言われる理由は、ドーパミンが脳内にある「扁桃体」、「頭頂側頭結合部」と呼ばれる部分の働きを、鈍くさせちゃう働きがあるからです。
「扁桃体」「頭頂側頭結合部」は、評価や批判、客観的・冷静な判断をつかさどる所です。
よく、客観的に見てダメな男と付き合っていて恋の悩みを相談していると、「そんな男はやめておきなさいよ!」
と周りから言われても、付き合いを継続してしまう女性が多くいるのは、こういう理由からなのです。
男女がひかれあうのは自然なことなのですが、恋の仕組みを紐解いていくと、恋心というのは実は脳が引き起こしている錯覚した現象だということらしいです。
失恋してしまったり、パートナーとの付き合いが長く続かないという人は、
恋というのは脳のホルモンの物質によって引き起こされている錯覚だという事が分かれば、
これからはその錯覚を逆手にとって使いこなせばうまくいく確率が格段に上がりますよ!
私もこんな体験をしたことがあります
どんな恋でもはじめはきっかけがあったと思います。私も恋をしていると彼のことをそれこそ一日中、考えて今、何をしているんだろう?
とかそういう思いが常につきまとっていて次に会えるのはいつかな?などとカレンダーを眺めていたりしていました。
ある時、習い事をはじめようと思って3つの教室から選ぼうと思っていました。
初めの教室では担当の先生が男性でした。その彼に恋をしてしまったのですが、開催曜日の時間の確認や、
自分の腕前が全くの初心者である事も伝えてついていけるかどうかかなりあやしいレベルが高そうな教室でしたので
ムリと瞬間的に思って遠慮されると思っていました。
ですが、彼の目がそれまでとは違って優しいまなざしに変わったと思ったのでした。
彼って心根は優しいんだな。なんていう思いだけでした。
その日のうちに体験が出来るとなって体験入学してみました。
体験中は彼はあまり私に必要以上に構う事はしないで先輩受講生が私に親切に教えてくれました。
体験後に私は先生にお礼を言ってさようならするつもりでいましたが、
先生は、うちは全くの初心者からでも成長出来る仕組みがあるからそこで悩んでいるならもったいないよ。
と言われ私を受講生として受け入れてくれました。
まあ、それからは彼の顔もすごくタイプに変わり、今まで片思いしていた職場の別の男性の事は気にならないくらいになっていました。
教室が終了するまでは毎日がイキイキとしました。
久しぶりに会う友人に「あなたっていつもいきいきして肌もきれいでうらやましい、周りの男の人から声かけれれるんじゃない?」
と褒められることが多くなってきました。恋をすると綺麗になるとよく言われています。
恐らく、今だからわかるのですが恋をするとそれに関するホルモンが出ていたということだったのでしょう。
恋にはホルモンが大きく関係しているようなんです。これは分泌されるホルモンの影響が大きいのでしょうね。
彼を好きな気持ちの理由や原因はコレ!
彼を好きな理由がわからないけど好きという感情はズバリ無意識が関係しているのです!
顔がタイプだったり、性格が会うから自然体で過ごしやすいから居心地が良くていつの間にか好きになっていた。
などなど見た目や性格などいろんなことを自分の中で総評して、これだけは許せるけどこれは許せないなど
自分の中で線引きをした上で付き合っているということが大半でしょう。
しかしそれを意識して許せるリスト、許せないリストなどと一覧表を作ってにらめっこをした人などいるでしょうか?笑
ほとんどそんなことはせず、無意識で線引きをして決断をし、付き合っているということが多いと思います。
つまり、どこが好きなのかわからないけど彼氏のことが好きという感情は、
無意識でいろんなデータを頭の中で分析し、その結果付き合っても問題ない!好きになっても問題ない!
という結論に達したことで彼氏のことを好きになることができているわけです。
ですから、どこが好きか明確に答えてみなさい!と言われても、無意識の膨大な分析データの結果、好きになっているので、
それを意識して言葉にしようとしても言語化するのが難しかったり、なんとなく好きだから!という状態になるわけなんです!
つまり、どこが好きかわからないけど彼氏のことが好きという感情は別におかしなものではなく、
無意識に脳が分析をして出した結果である。ということになります。
そこに無理やり理由づけをしてみようとしても難しいんですね笑
自分の中で無意識にOKが出ちゃっているからドーパミン出して子孫残すためにこの人好きになって結婚しよう!!
と、本能的に思っているわけです笑
ですから、彼氏のどこが好きなのかわからなくても全然問題はなくて、それは自分の無意識が認めた相手だということを自覚して
自信を持って好きになっちゃいましょう♪
ちなみに私の場合なんですが、複数の男性との恋愛を経験してきました。
そのときどきによって一人として同じ理由の男性はいませんでした。
毎回、付き合っていくうちに彼の事が本当に好きかどうかが分からなくなります。
本当に好きなら結婚までゴールですよね。
20代の頃は、まだ先が長いからと安心して、その当時付き合っていた彼のどこが好きか考えると外見が好みでした。
他にも同じレベルの男性は大勢いるけど彼のほうが私に優しいからという理由と、家族に紹介しても反対されない常識を持った人間であったから。
また、付き合っているといつも休日には一緒にいるから友達感覚で慣れているので別れると寂しいからという理由でした。
様々な恋愛経験をしてきて年をかさねるとやっぱり女って親や周りから色々言われてくるのがプレッシャーになったことは事実ですが、
最終的に選んだ男性は彼は世間的にみて常識外れな服装を好んでいました。オレオレタイプ?完全に今の男性にはない強い
男性の象徴だったのです。両親から反対されましたが、私は自分が弱いから守ってくれるタイプが本能的に必要だったのかもしれません。
彼と夜にコンビニなど行くとそこの入り口などでたむろしているヤンキーたちがたまにいますが、彼がそこに現れるだけでみんな道をあけてくれたのです。
見た目もそうでしたが、歩き方がとても堂々としているのでしょうね。
親に反対されてもどうして彼を選んだかと思い浮かべると実は私の父親の若い頃そっくりな態度なのです。
私の父も亭主関白で子供のころガキ大将で、しょっちゅうけんかして年上にも勝っていたんだ!
と自慢していた父をかっこいいと思って酒のおともをよくしたものでした。(笑)
【まとめ】どこが好きかわからないけど彼氏の事が好きな理由はコレ!
なぜ、人は恋をするのか?
恋はドーパミンで起こると言われはじめています。
そして無意識に彼を分析した上であなたは彼と付き合うことを決めているのです。
よっぽど悪い行いをする彼でない場合は答えが出るまであなたが嫌だと思わない限りはお付き合いを長続きさせてみたらいいと思います。
全ての思いを込めた愛情や経験は最終的な男性にたどりつくステップにつながっているのです。
脳内のホルモン物質が刺激されて、異性とのお付き合いやすれ違いの中でしか育めない能力とかもあるから、
あえて男女は異性にひかれあうのです。
また、今、相手がいなくて困っているというあなたなら、機会があればどんどん恋をしちゃってください。
ある化粧品のメーカーがボランティア活動として、老人ホームを訪れました。
高齢の認知症になってしまった女性に化粧をしてあげたり、メイクアップの仕方を教えたりしたところ、なんと41人もいた寝た
きりの老人のうち、11人のおむつが外れてしまったという結果が出たそうなのです。
また、ある施設ではしっかりと監視が行き届いた状態で男性と女性を同じ病室にしてみたところ、
これもなんと男女ともにボケの症状が多くの患者の間でがかなり改善されてしまったという結果が出たそうです。
あとひとつ、アメリカでの実験ですが老人施設でガンの末期だった女性の入院患者がいたのですが、そこは男女同室になっていた
かな?あまり覚えていないのですが、ある男性の入院患者に恋をして告白までして仲良くしていたそうですが、みるみるうちに
ボケも改善されてやがてその女性は男性と同棲するからと退院希望を出して、退院させてその男性と同棲させたそうです。
1年後の経過検診ではなんとガン細胞が良性に変わってしまったというではありませんか!
これを聞いた時、私はとても未来に希望が持てました。
異性を目の前にしたとき、恋をしてしまうという事は若い人同士の特権でもなく、生きている限り、脳を活性化させていつまでも
若々しいパワーを生み出すことにつながるのですね!
どんどん素敵な恋をして、愛のパワーで健康と幸せを手に入れていきましょう♪